簿記2級の通信講座を使うなら、資料を取り寄せたりインターネットで検索をかけたりして、どこの講座にするのか決めることになりますね。
最終的な判断は、簿記2級受験者各々の決断にかかっていますが……それにしてもどんなポイントを大事にして選んだらいいのか?
それを箇条書きにでもしてまとめておこうかと思います。
通信講座の選び方まとめ
教材の一部が一般公開されている
教材の一部を無料で(資料として)請求できたり、公式ホームページから一部を閲覧できたりするところは、教育事業者として誠実な態度を見せているといえるでしょう。
※なお、特に大型の学校となると、公開されている教材と実際に送られてくる教材にギャップが生じることがあります。その点は留意しておくべきでしょう。
テキストや問題集のほか、講義を手元で(音声or/映像で)再現できる教材がついてくる
下記のページでもこうした教材について説明していますね。

デジタル教材、メディア教材ほか、呼び方はいろいろとありそうですが、CDやDVD、あるいはWebを通した音声のダウンロードや動画の配信etc.は今必須です!
これらがない通信教育はむしろ今は少数派ですが、これらがない簿記2級講座はかなり価格が安いことがあります……だからといって、安易に手を伸ばすことはいただけません。
講義を音や映像で再現しないと、家での勉強がいっぺんにはかどらなくなるからです。
テキストのような紙に印刷された説明文は、いかにわかりやすく書いてあってもただ読むだけでは理解できないことが必ず頻発します。
そんなときに、講師の説明を目や耳で受け取らないと、理解が進まず止まってしまうのです。
なお、DVDやWebの動画のような映像系の教材を出している業者については、サンプル(学校や通信講座の場合はよく公式ホームページで一部を公開しています)を見るなどしてよくチェックすることがおすすめです……
見やすさやわかりやすさを比べることも大切ですが、「講師の声の質や教え方」が性に合うかどうかも大切です。
好きになれない講師の場合、そのまま購入しても学習効果が上がらなくなる恐れが出てきます。
持ち運びできるように教材がつくられている
これも大事です。下記のページでも書いていますが、簿記2級の受験勉強は時間との戦いでもあります。

隙間の時間を意欲的に利用することが望ましい以上、外出時にも勉強できることが大切です。
テキストや問題集が、薄く軽めに、そしてバッグに入りやすいサイズにつくられていることは本当に大切です。
この点は、上記の音声型・映像型教材についても同様です。たとえば映像型教材なら、スマートフォンやタブレットで簡単に再生できるようにされているとベストでしょう。
Webを通した動画なら、当然ネットにつなげればスマホ・タブレットで見られますし、DVDにしても、指定されたサイトにログインすると再生できるようになっているケースも最近は出てきました。
もちろんノートPCをよく持ち歩く人なら、それを使うのもOKですね。